新料金プラン「ドコモMAX」は改悪なのか

未分類

「ドコモの新料金プランのドコモMAXについて知りたい」
というあなたにドコモMAXプランの解説を行います。

ドコモMAXはドコモの新料金プランのうち、データ使い放題に対応しているプランとなります。
2025年6月4日から提供開始予定で、これまでのeximo・irumoの新規申込受付は終了となります

ドコモMAXについて私が思うところを中心に記載していますので、ドコモの新料金プランについて共感できる点があれば幸いです。

ドコモMAXの良いと思うところ

引き続きデータ使い放題

ドコモMAXは月間利用データ量に応じて3段階の通信料金が設定されています。
最上位の段階においてはデータ量の上限は無制限となり、撤廃されます。
最大データ使用量が無制限であるという点は、アップデート前のeximoと共通しており、ヘビーユーザーにとってはありがたいのではないでしょうか。

DAZN for docomoが付帯

ドコモMAXには特典が付与されていることが特徴の一つ。
現時点で公開されている特典の一つがDAZN for docomoの見放題サービスです。

DAZN for docomoはプロ野球・Jリーグ・総合格闘技などのスポーツコンテンツの中継・見逃し配信を行うサービスです。
通常オプションサービスとして別途月額4,200円の支払いが必要ですが、ドコモMAX契約者は追加料金なしで見放題となります。
映像でのスポーツ観戦を趣味とされている方にはメリットがあるといえるでしょう。

今後特典が追加される可能性がある

報道資料によると、
「順次、お客さまの「好き」「楽しみ」を後押しする特典を追加してまいります。」
と記載されています。

現時点ではDAZN for docomoなどが提供されていることが確定していますが、今後は別のサービスが提供される可能性があります。
今度の動向が注目されます。
個人的にはドコモで端末を購入する際の値引きサービスを提供してくれれば、ドコモで端末を買う機会も増えるように感じています。

ドコモMAXのいまいちだと思うところ

料金システムが分かりづらい

ドコモMaxの最高料金は8.448円となります。
そして各種割引を適用されると5,148円となるのですが、実現にはかなりハードルがあります。
最安値を実現させるためには「みんなドコモ割」「長期利用割」「dカードお支払割」「ドコモ光セット割/home5Gセット割」「ドコモでんきセット割」の5つの割引を適用させる必要があります。

割引システムの変更内容

「みんなドコモ割」は3回線以上で従来1,100円でしたが、1,210円に割引額がアップしています。
「ドコモ光セット割/home5Gセット割」は同様に1,100円から1,210円に割引額がアップしています。
「長期利用割」はドコモ使用歴が長いユーザーを対象としており、継続利用期間10年以上で110円、20年以上で220円、割引きしてもらえます。
「dカードお支払割」については、「dカードPLATINUM」「dカードGOLD」「dカードGOLD U」であれば550円、「dカード」であれば、220円割引となります。
「dカード」の割引額は187円から220円にアップされています。

長期利用割の適用はすぐには不可能

長期利用割の適用には少なくとも10年以上継続してドコモを利用している状態でなければなりません。
最大額割引を適用させるとなると20年以上継続してドコモを利用している状態でなければなりません。
新規ユーザーは最大額の割引を受けられないという点は残念です。

「dカードPLATINUM」「dカードGOLD」は年会費が「dカードお支払い割」の割引年間総額より高い

「dカードPLATINUM」「dカードGOLD」「dカードGOLD U」は年会費が発生します。
それぞれ、29,700円、11,000円、3,300円で、「dカードPLATINUM」「dカードGOLD」については年間割引総額で年会費をを回収できません。
「dカードGOLD U」については条件付きで年会費が無料となるため、年間割引総額が年会費を上回る可能性があります。
しかし、「dカードGOLD U」の年会費無料の条件は下記の通りです。

以下いずれかの条件を満たすと翌年の年会費請求時に前年分の年会費を減算
満22歳以下のご契約者
年間のご利用金額が30万円以上(一部対象外売上あり)
別途要費用のeximo,eximoポイ活,ahamoご契約者で、dカード GOLD Uのご利用携帯電話番号として電話番号を登録し、dカード GOLD Uでお支払い設定(本条件は初年度のみ適用)

となっており、2つ目は個人的にハードルが若干高めで、3つ目は初年度限りのためメリットは少ない、と感じています。

ドコモ光・home5G・ドコモでんきなどの各種サービスを利用する必要あり

ドコモ光・ドコモでんきなどのサービスの利用が最大割引額適用には必須となっています。
費用の負担が減ったらうれしいと思う中で、別のサービスの利用が必要であるというのは若干もどかしいところです。
一方で、ドコモサービスで身の回りを固めている場合などはこの上ないサービスといえるでしょう。
また、ドコモ側としても、自社サービスをたくさん利用してくれているユーザーを優遇するという視点も納得です。

ファミリー層を前提としている?

電気サービス・光回線サービス・みんなドコモ割を適用させる前提としているところを見るに、割引のターゲットをファミリー層に据えているように感じています。
一応、個人でも複数番号を契約してファミリーグループを組めば割引の適用が可能です。

事実上の値上げ?

新プランが提供される前の無制限プランのeximoではデータ使用量3GBから無制限の枠において、7,315円(各種割引適用前)となっていました。
一方でドコモMAXにおいては8,444円(各種割引適用前)となっており、1,129円値上がりとなっています。
ドコモMAXにおいてはDAZN for docomo含め各種サービスが付帯されているため、eximoと条件は同じとは言えません。
また付帯サービスに対する料金だと捉えると妥当のようにも感じます。
DAZN for docomoを別に契約すると、4,200円必要となるため、約1,100円の値上がりで左記のサービスが付帯されているというのは安いと捉えることもできなくはありません。
しかし、下記の通り付帯サービスを使用しないユーザーからすると、通信量とその料金の比較となってしまい、「値上がりされている」と感じてしまうのも無理ないでしょう。

付帯サービスがもったいないと感じる人もいるかも

DAZN for docomoについては、スポーツ観戦に関心がないユーザーにとってはあまり利用されないように思います。
ユーザーによっては利用する予定がないのに、強制的にセットになっている状態になってしまいます。
「DAZN for docomo」をなしにする代わりに料金を上げないでほしい、という声も上がってくるのではないでしょうか。

新料金プラン「ドコモMAX」は改悪なのか

ドコモMAXの良いと思うところ・いまいちと思うところについて紹介しました。
問題点がないわけではないですが、今後はドコモで無制限プランを利用するにはドコモMAX一択となります。
現時点では値上がりしただけ、と感じるところもなくはないですが、今後の追加特典に期待したいところです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました